院長の岡本です。
当院での、義歯装着者に対する食事指導の取り組みをまとめた論文が「歯界展望」という専門誌に掲載されました。
義歯の専門医である私と、管理栄養士の島谷、栄養士の村上が中心となって、義歯装着者向けのレシピの開発についての経緯と、
レシピを用いた食事指導の方法についてです。
義歯になると柔らかい食べ物しか食べられないとの考えている人が多いです。これは誤解で、調理を工夫することで歯応えのある食べ物も十分食べられるようになります。
ある程度の硬さの物を毎日食べることが、接触嚥下機能の低下を防ぎ、オーラルフレイルや全身のフレイル、誤嚥性肺炎の要望に繋がります。
柔らかい物ばかり食べていてはいけないのです。
義歯を作るだけでなく、長期的で包括的な食事指導ができる歯科医院でありたいです。
岡本 信
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